今年も、毎年11月3日にわが町城陽市で開催される〝JOYO産業まつり〟がありました。

ちなみに今年で34回目になります。

〝JOYO〟ってアルファベットにする所が田舎臭い。

なんて鼻で笑わないで下さいよ。

まぁ確かにその通り。

だけど田舎ですが、ちょっとだけいいとこだってあるんですから。

JOYO産業まつりは、城陽市で商売をなさっておられる方々が、オラが町を盛り上げていこうじゃないかと、それぞれの専門分野のブースを出し合ったり。

城陽市にも、これだけの活動を行っている団体、あるいは個人の方々がいるんだ、というお披露目の場にしたり。

まぁ、どこの市町村でも名称は違えど同じようなことをやっておられるんじゃないでしょうか。

 

城陽を拠点にしております松原造園も地元活性のために、以前から産業まつりには色々と関わっております。

今年は会場内の休憩所わきに、展示庭園を設営させていただきました。

 

三畳分の広さの舞台を設置して、景石を据え付けていきます。

わざと曲がってるひねた竹を選りすぐって植え、砂利とタイルを敷きまして完成。

 

作品名は

 

『 ― 庭志のきまぐれ枯山水 地中海風タイル添え ― 』 

高さ10㎝ほどの舞台をインターロッキング舗装の上に設置して、〝景石を据え付ける〟とか〝ひねた竹を植える〟とか、不思議だな~って思ってもらえたら嬉しいです。

ま、大した不思議じゃないんですけどね。

でも、会場で実際に見てもらった方々も、おそらくほとんどの方に、この不思議を気付いてもらえなかったんじゃないでしょうか。

人混みに疲れて、休憩所でほっと一息。

そんなときに僕たちがつくった作品を見て、「へぇ~」とか「ほぉ~」とか。

言ってもらえるだけで僕たちは満足です。

気まぐれの割には、結構手間がかかってるってことで。

ちなみに2009年のときの作品はコレ。

 

スタイリッシュな感じ。

2012年はコレです。

 

流木を使ってみました。

おまつりが終わった後は、城陽市の産業会館3Fにそのままお引越し。

 

ここに一年間、展示させていただきます。