12月30日。

松原造園は本日をもって2014年の仕事納めとさせていただきます。

仕事納めと言いましても、もう年の瀬ですから、ほとんどの方が新年を迎える準備をしてらっしゃる中で、ちょこまかとお客さんの庭先をウロウロするわけにもいきません。

「30日でも31日でも、なんやったら元旦の日も仕事しに来てくれても構へんで」
と言ってくださるお客さんのところに、石張りに行ってる班が1班。

 

この石張りに行っております現場は、個人邸なんですが、大きな規模の造園工事になりまして、年内にキリはつけども終わりません。

〝元旦も仕事しても構へん〟とは言われましたが、そこは丁重にお断りさせていただき、年明け早々からまた再開させていただこうと思っております。

だって、〝正月は呆けて過ごせる〟と思えるからこそ、年末まで走り続けて来たっちゅうこともありますもので(*゚ー゚)ゞ

仕事らしい仕事はこれくらいで、あとは全員で機械の整備や車の洗車、倉庫の整理など、1年間こき使った…もとい、ともに働いてきた道具たちの手入れを行っています。

これまでは、松原造園を選んでくださったお客さんに、気持ちよく正月を迎えていただくためにという、その一心で頑張ってきましたけども。
最後は自分たちのところも、正月を迎える準備をしなければ。

正月の準備といえば、日蓮宗能栄寺さんの庭先の、建仁寺垣と金閣寺垣のやり替えをつい先日終えたところです。

 

 

雨ざらしの竹垣の場合、寿命は大体10年ほどです。

能栄寺さんのこの竹垣も、丁度10年ぶりのやり替えです。

 

ちなみにこの古い竹垣は10年前の私の仕事です。

造園の仕事をやりだして4年目くらいでしたから、竹垣の施工なんてのも経験が浅く、必死に勉強しながらやってたのを思い出します。

得意先様方への、門松の飾りつけは、もう既に先週末に終えました。

門松のご注文を頂いておりますのは、お寺さんやお店や会社先です。
先週末をもって〝仕事納め〟だというお店や会社が多いでしょうから、それに合わせての門松の配達です。

 

新年を迎える準備をすべて終え、仕事を納めるのが、なにより気持ちいいことだと思いますので。

宇治天然温泉〝源氏の湯〟さんにも、昨年に続き、門松を飾らせていただきました。

 

源氏の湯は年末年始も休まず営業されています。
正月に地元の温泉でまったりと。
最高に楽チンで贅沢でやないですか。

お近くの方はぜひ源氏の湯へ!

実は新年早々、私も宴会でお世話になるんですよね。
ゴルフ行って源氏の湯へ。
露天風呂に入って、美味しい料理を食べながら、仲間と楽しい酒を呑む。

最高やないですか。

なによりも、何とか今年も無事に、松原造園を選んでくださった方々に、大きな迷惑を掛けることなく、気持ちよく新年を迎えていただくことが出来たっちゅうのが、最高やないですか。

それが出来たからこそ、自分たちも気持ちよく正月を迎えられるわけですから。

終わりよければ全てよし。

なんて言いますが、振り返りますと2014年の松原造園は、始めっから最後まで、ずっとええ感じでした♪
相変わらず、期待に応えることに必死で、儲けることまで手が回りませんでしたが。

しかしまぁ、儲ける方法は後で考えようと思います。
期待に応え続けることが出来れば、勝手に道は開けてくるでしょうから。
これまさに、商売道の王道中の王道。
変化球無しの直球一本でありんす。

2015年も、もちろん直球勝負でいきます。
っつうか、それしか出来ないので。

達成感と安堵感に包まれつつ、そして来年への希望を胸に抱きつつ、今は最高の気分で新年を迎えられそうです。

皆様も、どうぞよい新年をお迎えください。