$庭志から庭師へ
休日には多くの家族連れでにぎわう城陽市の鴻ノ巣山運動公園の一角に17日、市民から『日本庭園』が寄贈された。
寄贈したのは同市内寺田尼塚の会社役員瀬戸勝世さん、英子さん夫婦。
瀬戸さんは、2年前から健康のため同レクリエーションゾーンで行われている朝の会に参加、毎朝午前6時半からの30分間体操の指導を受けている。
「お世話になっている場所にお礼の気持ちを形にしたい」と、緑豊かなゾーンの一角に『日本庭園』の寄贈を思いついた。
庭園は20平方㍍。中央に高さ約3㍍の枝垂れ梅がそびえ、周囲には四国鳴門の青石が7個配され、椿を植え、ハイビャクシンを敷いた。
花崗岩の道標には「京まで五里」「やまとまで五里」の味わい深い文字が刻まれている。
工事を請け負った㈱松原造園の松原克弘社長が揮毫したものという。

上の記事はわが地元のタブロイド紙『洛南タイムス』の2011年10月19日の記事より抜粋したものです。
城陽市へ一市民が日本庭園を寄贈したということで、その贈呈式の内容の記事なんですが、この寄贈した庭こそが!
何を隠そう、前々回のブログで『五里五里の庭』と言うタイトルで紹介させていただいた、あの庭のことなんです。
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ここをクリックすれば五里五里の庭の記事へ
赤線を引いたところ、少し小さいですが読めますでしょうか。
ぜひぜひ読んでいただきたいので、もう一度書きますね。
道標(みちしるべ)には「京まで五里」「やまとまで五里」の味わい深い文字が刻まれている。
工事を請け負った㈱松原造園の松原克弘社長が揮毫(きごう)したものという。

私の名前まで載っけていただいて、しかも「味わい深い文字」ですって!
なんとも嬉しいお言葉を頂戴してしまいました。
洛南タイムスの記者さんは褒め上手!!
もう一社の地元紙である『城南新報』にも、内容はほぼ同じなんですがもう少し大きな枠で掲載されていました。
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城南新報には私の名前と、さらに会長の松原春生の名前まで掲載されていました。
さすが地元紙。バンバン宣伝してくれます。
さらに京都新聞にも掲載されていました。
$庭志から庭師へ
京都新聞はカラー写真で、しかも庭と瀬戸さん夫婦がバッチリ写るナイスなアングルです。
文章の方にはさすがに私の名前は載ってませんでしたけど。
今回、ご縁があって偶然にも瀬戸さん夫婦のお手伝いをすることが出来ました。
そのおかげで自分たちがつくった作品が新聞に掲載されるなんていう嬉しいハプニングもありました。
そしてこの作品が、これからもずっと鴻ノ巣総合運動公園の片隅に佇み、公園利用者たちに愛されてもらえるならば、これ以上の望みはありません。