以前に手掛けた仕事の紹介です。
昨年の2008年6月につくった庭で、個人邸新築の庭になります。
家周りの庭をつくらせていただきました。
玄関口とリビングから眺める庭です。
リビングからの眺めです。
足元は黒御影の磨きを使用しています。
この庭の見所は二石の石組と高さ10尺の竹垣です。
この異相の石は、もちろん自然石なのですが、自然石としてよりもオブジェというスタンスで扱いました。
竹垣は建仁寺垣の生地を斜めに組んだ創作垣です。
写真では判りづらいですが、アクセントに上下の押縁に棕櫚縄を編み込んでいます。
景石の間にある白い丸い物体はムーンライトという照明です。
こんな写真もあります。
施工状況の写真ですが、この石を張ってくれているのは、一緒にオーストラリアに遊びに行ったタイル屋の小林君です。
私にケチつけられるのがよっぽど嫌なのか、何も言わなくても細かいところまで丁寧な仕事をしてくれます。
次に、浴室の庭です。
浴室の庭なので、清潔感があるよう上品に仕上げました。
御影石(桜)の2段テーブルに真紅の水鉢をあしらい、枝垂れ紅葉を添えました。
二つの庭。
それぞれ長い間、綺麗に使っていただきたいので、できるだけ手がかからないように仕上げました。
2009年6月19日 at 18:18
素晴らしいお庭を
拝見させていただきました
ありがとうございます( ̄▽ ̄)=3
高級和風旅館のモダンな庭のようですね
ライトが点灯した写真も見てみたいです
2009年6月19日 at 19:14
密かに、楽しみにしてたのにな~(笑
それにしても、何時も勉強させて頂いてます。
・・浴室の庭は、人工竹を使ってらっしゃいますか?
もしそうであれば、理由があるのですか?
2009年6月19日 at 19:29
ええのん造ってますねぇ!僕に無いセンスをお持ちですね。(^-^) この石は何処の石なんですか?
2009年6月19日 at 19:36
松原さんって 僕の周りに立つ 波 に追い討ちをかけますねぇ。 建仁寺・・・。
2009年6月21日 at 16:58
>クレマチスさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
日々、お店で奮闘する姿をいつもブログで拝見させていただいてます。
私も造園業の他に庭木や造園資材等の販売店も別店舗でやっているのですが、なかなか片手間感があり、本業のようにしっかりとした体制がつくれません。
いろいろと勉強させていただきたいと思っております。
それと、夜の写真はまだ撮ってないんです。
また機会があれば、UPしたいと思います。
2009年6月21日 at 17:09
>ぞのさん
チェックが厳しいですねえ。(笑
理由ですか?
実はこの裏が人工芝を張ったゴルフの練習場になっているからなんです。
体があたったり、ボールが当たったりして傷みやすいのと、朽ちてきたときに竹のクズで人工芝を汚さないようにエバーの竹垣にしました。
だからこの庭は、ししおどしの音ではなく、ゴルフボールを打つ音が時折響いております。
2009年6月21日 at 17:27
>植木屋さとちゃんさん
この石なんですが、お施主さんの前の庭に元々あったものなんです。
実は恥ずかしい話、この石の出所も名前もわかりません。
以前、中国に行ったときに似たような石をたくさん使った庭がありました。
ひょっとしたらその石なのかも・・・。
何度か国内でも使ってあるのを見たことがあると思うのですが・・・。
実は、ひそかに
「おっ、○○石をつかってますねぇ」的なコメントを期待していたのですが(#⌒∇⌒#)ゞ
もう一度、調べてみます。(*^o^*)/~
えぇっ!?次は建仁寺ウェーブ到来ですか?