なんやかんやと時間がなく、久しぶりのブログ更新です。

忙しい!!ってわけではないのですが、

雑務をこなしたり、現場に出ていったり。

ちょこまかと動いている、冬の造園屋さんをやってます。

そして本日は現場です。

枝垂れ桜の棚をつくってまいりました。

そうです。枝垂れ桜の名木なんかに丸太と竹で組んであるアレです。

今回、棚をつくらせていただくのはこの桜です。

庭志から庭師へ

かなり高台にあります。

桜の高さは6m、幅は8mほど。

棚をつくってやらないと、桜自身では支えきれずに折れてしまうっ!!

という程の古木ではないのですが、

棚をつくってやることによって、桜の枝がはっきりと引き締まって見え、

桜自身がひと際大きく見えますし、より印象深く、

その庭にとって特別な存在になります。

言わば半分は装飾。半分は機能。といったところでしょうか。

庭志から庭師へ

この桜の場合、高台にありますから、より一層壮観になりました。

やはりそこそこの枝垂れ桜には、棚を組んでやりたいですね。

見る人に、桜に対する愛をも感じさせますから。

棚の配置も、この桜の枝ぶりにしては、なかなかうまく行ったんじゃないかと思います。

桜に優しい棚に、仕上がったんじゃないかと。

ただ、左側の枝がみょ~んと空に伸びているのだけが気がかりです。

切りたいのですが、懐に枝がないので切るに切れません。

懐の枝が成長するまで。

暫くはこの樹形で我慢することにします。

ただし、病気に弱く行儀の悪い桜のことですから。。。

どうなることやら予測できませんが。