源氏の湯の近況報告もお伝えしたいのですが、今日は違う現場のお話です。

ブログでネタにすることがほとんどないのですが、
松原造園は公共事業にも貢献しております。

実は今年の四月から城陽市から発注いただいた
〝東城陽ふれあいスポーツ広場造成工事〟に取り掛かっておりました。

工事の内容はですね。

 

こんな感じで、既存のグラウンドがあるんですが。

大きさが中途半端ゆえにきちんとした大きさのコートが取れなかったこの小さなグラウンドを。

 

この辺の竹藪や雑木を伐り開いて、少年サッカーのコートが入るくらいに拡幅しちゃおうじゃないのって工事です。

早速竹藪を伐り開きます。

竹藪を伐り開くと、エノキの大木が姿を現しました。

気の毒ですが、グラウンドをつくるためには伐らねばなりません。

 

毎度のことながら、特に大きな木を伐るときは胸が傷みます。

 

 

そのほか、結構な雑木を伐採しまして、拡幅する部分の伐開は無事完了。

ここからは土木屋さんの出番です。

ブルドーザや

 

パワーショベルを駆使して

 

グラウンドを拡幅していきます。

  
 

そうそう。

このグラウンド。

実は隣に幼稚園がありまして、毎日〝はたらくくるま〟が活躍する工事現場を
もの珍しそうにフェンス越しに覗き込む園児たちの姿を見受けておりました。

「工事現場は危険やし、なかなか近くで見る機会なんてないもんな。
そや!どうせやったら園児たちみんなを乗せてやったらどうやろか」

なんて素敵な案を思いついたのは、私ではなく土木屋さんの番頭さん。
(この方、心意気も仕事っぷりも素敵な方でした。今回、この方におんぶにだっこでしたもの)

幼稚園の方にこのアイデアを伝えますと、快く承諾していただき、園児たちも大ハッスルのイベントが実現されました。

地元のタブレット誌、城南新報にもその記事が掲載されました。

 

それもこれも、各作業員の皆さんが協力なくしては実現できませんでした。
猛暑の中、グラウンドという影のない過酷な現場で、さぞ連日疲れておられたことでしょう。
ゲリラ豪雨に見舞わられて、せっかく整形した法面が崩れ、全身びちょびちょになりながら修復作業にあたる姿も拝見しておりました。

ほんとうに大変な中、ありがとうございましたm(__)m

いや、こんな私からの感謝の言葉より、数倍いや数十倍嬉しい園児たちからのお返しがありました。

新聞記事にもありましたが、七夕ということで笹飾りをプレゼントしていただきました。

 

短冊のメッセージ。

 

覚えたての平仮名で〝おしごとがんばってください〟
嬉しいなぁ。

 

〝おおきくなったらぶるおーざにのるしごとがしたいです〟
『アカンアカン!ちゃんと勉強せなアカンで!』なんて職人さんのツッコミがありました。

写真もいっぱい飾り付けていただいて

 
 

 
 

  
 

オッチャン達にもいい思い出になりましたよん♪

さて。

現場の方は七月末の時点で95%完成です。

 

高さ6mの防球ネットも設置されまして、グラウンドらしくなりました。

 

それと、公共事業で一番大変な、工事の竣工書類が残っています。

この現場も、あともうひと頑張りです。