どうも、はじめまして。

遂にブログをする決心がつきました。

挨拶抜きで、たんたんと始めさせていただきたいと思います。

一発目は昨日完成したばかりの個人邸の庭の作品をアップしたいと思います。

まずは、施工前の風景です。

庭志から庭師へ-久御山町Yさんの庭 befor

織部灯籠の横に植わっていた主木の梅が枯れてしまい、灯籠がひとり、ぽつねんと佇んでいます。

奥の生垣も元気がなく、枝枯れのため、所々に穴があき、隣の駐車場が気になります。

高さの設定も少し低いようです。

あと、写真には写っていませんが、右側の御簾垣や蹲踞の筧も朽ちてしまっていました。

というわけで、気合を掛けます。

えい やあ やあ

庭志から庭師へ-久御山町Yさんの庭

気合いは間抜けでもいいんです。ブログでは瞬き間に完成です。

元気のなかった生垣を撤去し、御簾垣を取り入れた壁で庭を仕切りました。

右側の御簾垣と筧も新たにやりかえました。


庭志から庭師へ-久御山町Yさんの庭2

壁の市松模様はいぶしのタイルです。

庭の地形や役物は、既存のままいじらないということでしたので、壁の風景を大事にしました。


庭志から庭師へ-久御山町Yさんの庭3

別の角度からです。

足元のタマリュウが少しうるさい感じはしますが、それを言い出すと、全て触りたくなってしまいますので、今回はこのへんで。

ゆっくりと時間をかけて庭をつくっていくのも、愉しみの一つですから。