今、やる気ガンガンなんです。
それはそれは、アドレナリン出まくりです。

それというのも、昨年末から打ち合わせを進めてきた、新たなお庭をつくるという作庭工事のお話。

年明け早々に、デザインやその他諸々のお話が固まりまして、実は今週の初めから着工しております。

そして、つい一昨日に庭石の立込みを終えまして、その興奮冷めやらぬ内に、灯籠・水鉢の買い付けに行ってきたところなんです。


 
ええ材料がてんこ盛りの竜安寺南側にある北山都乾園さんにて。

桂離宮の雪見、松琴亭の生込灯篭、八角手水鉢等々、その他諸々を買い揃えました。

この買ってきた可愛いヤツらをですよ。
お客さんの庭に立込んだところを想像しただけで!!

…もう、思わずニンマリしてしまいますわ~。おっと、失礼。

ちょっと月日を遡りまして昨年末。
お客さんから設計とお見積もりのご依頼を受けまして、初めてお庭の敷地を拝見させていただいたとき。


 
外壁や門周りの外構工事とアプローチまで完成している状態でした。

リビングからの眺め。

 

建物の中と庭とが連続して一体となった現代日本建築。なんて言い方、正解でしょうか。

とにかく、この雰囲気にあったお庭のプランを考えねばなりません。

自慢じゃないですが、朝から晩まで庭のことばっかり考えてるボク。
かっちょいいプランが出来ない訳がありません。はずです。

自分を信じて思いのままに鉛筆を走らせまして、出来たデザインがコレ。

巨大な柱状石をふんだんに使用したデザインとなっております。

敢えて高級料理店の一品っぽく名付けるならば、『生野丹波石の林立する荒々しげな露地風、台杉添え』みたいな感じでしょうか。

名前はちょっとふざけてしまいましたが、中身はもちろん大真面目です。

『リビングの貼り石と同じ高さで庭をつくりたい』との、お客さんのご要望を取り入れまして、既存の板石のアプローチも約15㎝上げてやり替えます。

高さをフラットにすると、昨今多くなったゲリラ豪雨なんかの時が心配ですので、その排水対策もきちんとしております。

細かいディティールも、「ここはこういう思いで」とか、「あそこはこういう考えの意匠で」とか、色々と言いたいことは山ほどありますが、そこはひとまずグッと堪えまして、作庭の進捗状況をご報告せねば。

冒頭でも書きましたが、一昨日に12tレッカーを据え付けての柱状石の立込みが完了しました。

 

レッカーで吊ってるところの写真はナシ。
だって、作業してるときは夢中ですもの。

そのかわり石組はカンペキ。 今のところ計算通りです。

あと、ここにアレが入って、こうしてこうなって…。 ムフフ。

続きの経過報告はこちら♪↓↓

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