作庭のご依頼をいただいて、お話をお伺いに行くとき。

自分の作風といいますか、これまで自分がつくってきたもの、
松原造園の仕事というものを知っていただくために、
作品集のアルバムをつくることにしました。

といっても、ほとんどの作品はブログに載せていますので、
ブログを定期的に覗いてくださってる方は、
よく存じていただいてると思っています。

ただ、インターネットをされない方は、
私が何者でどんな奴なのか、判りませんものね。

つうか、なんで今までアルバムをつくらなかったのかが、
自分でも不思議です。

竹垣の話であったり、板塀の話であったり。
または樹木の話であったり、苔の話であったり。
はたまた飛石の話であったり、灯籠の話であったりと、
大体、そんなお話をしながら進めていくのですが、
その都度必要なものをプリントして、お見せしていました。

これはやっぱり不経済でもあります。
しかも、スマートじゃないし。

表紙はやっぱ源氏の湯にしました。
昨年つくらせていただいた露天風呂です。

初めて設計から見積からお客さんとの打ち合わせから施工まで、
庭づくりの全てを任せてもらったのは、三十歳の時でした。

あれから八年。
全力で庭に取り組んできました。
失敗もした。涙も汗も鼻水も流した。でも楽しかった。

そんな自分の、今までの〝総まとめ〟でもあります。

大規模な庭も、小さな庭も。
八年間でたくさん手掛けさせていただいたきました。
ページ数に限りがあるため、
その内の17の庭を掲載させていただきました。

一部ですが、こんな感じの中身となっております。

お客さんに見せても、なかなかの好評をいただいております♪
八年分。五〇ページ。

二冊目もつくれるように、全力で頑張るのです。